乗り降りの順番
エレベーターが満員のときは諦めて1台待ちましょう。下から来たエレベーターが満員でも、途中の階で呼び出しボタンを押していればエレベーターは止まります。しかし降りる人がいなくて、乗るスペースもないなら、すぐに諦めて次を待つようにしましょう。
また、ドアが閉まる途中でボタンを押すと、また開いてしまいます。次を待つ際にも、見送るエレベーターのドアが完全に閉まってから改めてボタンを押すようにしましょう。
来客者や上司とエレベーター待ちの時はどうでしょう。この時に先に乗るのは誰でしょう?来客者や上司に軽く会釈をして「お先にどうぞ」などと言いながら、エレベーターホール側のボタンを押さえて先に乗ってもらいましょう。続けて自分が乗り込みます。先に乗っている人がいない場合は、操作パネルの前に立って操作します。いつでもスムーズにできるようにしておきましょう。
乗り降りの順番マナーもあります。これはとにかく降りる人が最優先です。エレベーター利用の優先順位は電車と同じです。降りる人が優先です。乗っている人が降りたら、その後で、来客者や目上の方が乗ります。
オフィス以外のシーンでは、高齢者、子供、乳幼児連れ、女性の順番になります。女性の場合、降りる際に同乗の男性からこのようなレディファーストの気遣いを受けたら、遠慮せずに「ありがとうございます」とお礼を言って降りましょう。変に遠慮していると、むしろ他人の迷惑になってしまいます。好意はサッと受けて、軽い会釈でお礼の気持ちを伝えましょう。